第1回宅老所研究会開催報告

  • 2020.02.15 Saturday
  • 23:47
企画担当の北田です。
2020年2月1日(土曜日)堺市総合福祉会館にて第1回宅老所研究会を開催しました。
今回はスタートアップとして主催者からの活動内容を提案させていただき、ゲストスピーカーから宅幼老所の取り組みについて講演いただきました。

 

 
主催者からの提案 超高齢時代に持続可能な地域社会をどう創るか

 

まず、さかい市民ネット企画担当 北田から、超高齢社会の課題として、地域の資源(物的・人的)を有効活用して、できるだけ少ないコストで福祉サービスを進めないと「持続可能な社会サービス」を提供できなくなる恐れがあること、超高齢社会の課題を挙げたうえで、富山型デイサービスなど地域での取り組み事例を紹介させていただきました。
また、政策としても「地域包括支援システム」の構築や「我がこと丸ごとの地域づくり」などがすすめられていることを紹介し、私たちができることとして、身近なところで相談やケアができるよう地域にサロンをつくろう、ボランティアだけでは限界だけどソーシャルビジネスで実現できるかもという提案をさせていただきました。
そのため、高齢者の身近にサロンのようなデイサービスをつくる「宅老所研究会」の開催、そして介護事業所や民生委員、ボランティアが、高齢者や障がい者にとって必要な生活支援サービスの知識を持って接することができたらという思いから、「プラチナタウン研究会」を開催していきたいとご報告しました。
 

頑張る大阪の宅幼老所「アデランテの取り組み」

  

次に、ゲストスピーカーのアデランテ株式会社 代表取締役 西村洋三氏から、大阪市内で取り組まれている宅幼老所について報告がありました。

 

アデランテ株式会社は今から10年前に大阪市生野区で誕生し、「赤ちゃんから高齢者まで、障害の有無、国籍、性別などに関係なく地域に暮らす多くの人が“共生出来る場”を作りたい」という理念を持って、現在4か所で宅老所(デイサービス4事業所、ヘルパーステーションを事業所、ケアプランセンターを1事業所、グループリビングという定員4名のシェアハウスを一か所)、そのうちの一か所は認可外保育との宅幼老所、そして平成30年から障害者就労継続B型のカフェ、企業所主導型保育、シェアハウスを運営されています。
アデランテが大切にしていきたいと思っているのは「馴染みの関係、生活リハビリ、手作りの食事」という三つの事です。

 

生きていくうえで一番大切なことは人間関係で、アデランテで新しい人間関係を築いて何曜日になったらアデランテで誰だれさんに会いたいと思ってもらえること、また、ケアの基本は生活リハビリで、食事・入浴・排泄を我々が普通にしているようにお年寄りにもして頂こうという考え方であること、それから、毎日一から手作りのお昼ごはんを作っておられます。職員が毎朝近所のスーパーなどで買い物をしてきて、お年寄りや子どもたちも一緒に野菜の皮を剝いたり切ったり盛りつけたりと、ご飯を作ります。それ自体が生活リハビリになるし、関係作りにも役立っているとのことです。
また、アデランテでは、デイサービスの夜間の空いた空間を地域の方々に開放し、ヨガ教室、パソコン教室、三線教室、着物の着付け教室を始められ、月に一回、昼間に図書館のボランティアサークルの方が来て紙芝居や絵本の読み聞かせなどの「おはなし会」もされています。
小規模デイは経営が大変厳しい中、デイサービスの運営だけでなく、それをベースに地域の居場所づくりを実現されているお話に感銘を受けました。

 

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